Instagramでアンケートを取った結果、およそ7割の渓流アングラーがシングルフックに変更していた。
その理由は以下の通りです。
今回はシングルフックのメリットとデメリットについて解説していきます。
トラブルが少ない
渓流での釣りは障害物が多く根掛かりや木に引っかかることもしばしば。
そんな時にシングルフックだとルアーロストの確率がグッと減る。
フック絡みしやすいクレモナのランディングネットでも簡単にフックを外すことができ、トラブルが減る。
魚に優しい
トレブルフックに比べてシングルフックはフックポイントが一つしかない為、魚体へのダメージが少ない。
キャッチした後も素早くフックを外してリリース出来るので魚に優しい。
人体にフックが刺さった場合もシングルフックの方がダメージが少なく、人にも魚にも優しいフックだ。
釣った魚をリリースする機会が多い釣りなので、魚へのダメージも配慮してフックを選びたい。
バラしにくい
シングルフックはフックポイントが一点なので、力が分散しない分貫通力に優れている。
深く刺さる為、トレブルフックに比べてバラしにくいのが特徴だ。
掛けてしまえば大物でも安心してファイト出来る。
フッキング率の低下
フックポイントが一点だけなのはメリットも大きいが、フッキングしにくいというデメリットもある。
トレブルフックが三点のフックポイントなのに対して、シングルフックのフックポイントが一点だけなのでフッキング率は格段に低下する。
しかしトレブルフックはフッキングしやすいが、深く刺さりにくい為バラしやすいというデメリットもある。
アクションが変わる
多くのミノーはトレブルフック装着を前提に設計されている為、シングルフックに変更するとアクションが変わってしまう。
50mm台のミノーではその差は顕著で、基本的にはアクションが大きくなり、流れに弱くなります。
気になる方はウェイトを埋め込んだスイミングフックなども販売されているので試してみるのもありですね。
まとめ
シングルフックのメリット・デメリットについてまとめると以下の通り。
◾︎ ストレスが少ない
◾︎ 魚に優しい
◾︎ バラしにくい
◾︎ フッキング率の低下
◾︎ アクションが変わる
7割近くの渓流アングラーがシングルフックに変更している訳は、ストレスが少ないからといった結果でした。
実際にシングルフックに変更するとルアーロストが激減したり、引っかかったりで煩わしい時間を取る事が少ないです。
フック変更した事ない方は是非一度シングルフックを使ってみてください。