大自然の中での釣りは魅力が多い一方で、危険と隣り合わせなのも事実だ。
しかし、適切な装備と知識を持っていれば危険を回避することが出来る。
今回は、Instagramのフォロワーさんに質問した渓流釣りの失敗談をまとめました。
あるある!から気をつけたい事まで知識として知っておこう。
遭難しかける
渓流釣りに夢中になると、ここを高巻きすれば夢の楽園があるんじゃないか!?という思いやここから戻らずに退渓したら早く帰れるんじゃないか?という誘惑が多々ある。そこで無理をしてしまうと、怖い思いをすることもしばしば。
幸い、解答者の中には遭難した方はいなかったですが、とにかく釣りに夢中になって無理をしないことだけ覚えておこう!
⚫︎とにかく無理はしない。
⚫︎2人以上で渓流に入る。
紛失
渓流釣りでは登り降りや休憩も多く、道具を無くしがち。NARAも何度ハサミを無くしたことか…
貴重品を仕舞うポケットは開けない、よく取り出す道具はリーシュコード等で落ちない工夫をしておきたいですね。
⚫︎貴重品を入れるポケットは開けない。
⚫︎よく取り出す道具はリーシュコード等で留めておく。
ルアーロスト
渓流は障害物が多くルアーを引っ掛かることが多い。最初の慣れない頃はしょっちゅうルアーをロストします。
源流や小渓流だと大体回収出来るが、あとちょっとが届かないことがしばしば。
ルアー回収機やシングルフックに変えると回収率がグッと上がる。
⚫︎投げる前に周りを確認。
⚫︎シングルフックに変更する。
⚫︎ルアー回収機を持っていく。
⚫︎フェザリング/サミングをしっかりする。
糸絡み
クレモナネットはフックが糸によく絡み、取るのに時間が掛かる。
見た目は写真映えするが、糸絡みのストレスを抑えるなら魚にも優しいラバーネットにするか、シングルフックにすると糸絡みも減少する。
クレモナネットはラバーネットに比べると軽く、写真映えはするのでそこも踏まえてどちらを選ぶか選択しよう。
⚫︎ラバーネットに変更する。
⚫︎シングルフックに変更する。
ロッドを折る
足元が不安定で滑る渓流ではとても転けやすい。NARAも3回は折ったことがあります…
足元はフェルトソールなどの滑りにくい素材のシューズを選択しよう。
また、入退渓や高巻きの際にはロッドケースにしまっておくのがベター。
とにかく焦らずにゆっくりゆとりを持って遡行しよう。
⚫︎フェルトソールなどきちんとした装備を。
⚫︎入退渓や高巻きなどの際はロッドケースに仕舞う。
⚫︎焦らない。
アブの猛攻
夏頃の渓流は害虫だらけ。特に厄介なのがアブ。
アブに噛まれると意外と痛くて、痒くて最悪。
アブや害虫避けとして有名なのがハッカ油。スースーするので夏の渓流にもバッチリ。ただ、蜂には効かないので注意。
あとは肌を露出しないのはもちろん、白い服装も虫を近づけなくておすすめです。
⚫︎肌を露出しない。
⚫︎ハッカ油で蜂以外の虫に対して忌避効果。
⚫︎蚊取り線香を使用する。
⚫︎白い服を着る。
フックが刺さる
針外しの時や引っ掛かったルアーを引っ張って飛んできたルアーのフックが刺さるのは想像しただけでも痛い。
針外しに関してはフォーセップなどの道具を使って、素手では外さないようにしよう。
サングラスや帽子などで肌の露出を減らすこともフックが刺さらない為にも大切だ。
もしもフックが刺さったら、緊急外来で外科に駆け込もう。
ただ渓流から病院は遠いので、気合と自己責任でフックを取り除くことが出来る。
◾︎貫通できる場合
フックを貫通させて、プライヤーなどでフックを断ち切って取る。
◾︎貫通出来ない場合
二重にした丈夫なラインをフックに結び、フックの元の部分を固定してラインとフックの軸を平行に一気に引っ張って取り除く。(ストリングヤンクテクニック)
フックを取り除いても病院には行こう。病院で取ってもらうのが1番痛くなくておすすめの方法だ。
あとはバーブレスフックであれば、人体へのダメージは少なくて済む。
⚫︎針外し時には道具を使う。
⚫︎バーブレスフックを使う。
⚫︎サングラスや帽子など肌の露出を減らす。
まとめ
渓流釣りは大自然での釣りが魅力の一方で、危険も伴う釣りであるのは頭に入れておきたい。
ただ適切な装備と知識があればその危険も回避できる場合が多い。
今回紹介したみんなの渓流釣り失敗談。皆さんも経験したことがあるものが多かったのではないでしょうか?
今回紹介した失敗談は本当に渓流釣りの危険の中の一部なので、他の様々な危険もあることを頭に入れておこう。
共通して言えることはとにかく無理をしないことです。