PEラインは強度、飛距離と感度に優れ、現在の渓流ルアー釣りのメインラインに使われることが多い。
ただPEラインは根ズレに弱いなどの理由をカバーするために、ショックリーダーを結束して使用するのが一般的だ。
今回はショックリーダーの選び方とおすすめを紹介していきます。
Contents
ショックリーダーの種類
ショックリーダーの種類は主にフロロカーボンとナイロンがある。
アンケート結果では、フロロカーボンを使ってる渓流アングラーが若干多かった。
それぞれのメリット・デメリットを見ていこう。
ナイロン
しなやかで伸びるのが特徴で扱いやすいリーダーがナイロンだ。劣化しやすいので、こまめに交換しよう。
⚫︎しなやかで糸癖が付きにくい
⚫︎伸びる分バラしにくい
⚫︎比重が軽く水に浮きやすくトップ系のルアーに○
⚫︎吸水・紫外線劣化しやすい
⚫︎伸びる分感度が悪くなる
⚫︎比重が軽く水に浮きやすく軽いルアーを沈めにくい
⚫︎フロロカーボンに比べて根ズレに弱い
フロロカーボン
感度の良さと根ズレの強さから主流となっているフロロカーボン。初めて使う方におすすめのリーダー素材だ。
⚫︎根ズレに強い
⚫︎低伸度で感度が良い
⚫︎比重が重く水に沈むのでシンキング系のルアーに○
⚫︎硬く滑りやすいので結びにくい
⚫︎比重が重く水に沈むのでトップ系のルアーは△
ショックリーダーの号数・長さ
号数
PE0.6〜0.8号にリーダー5〜8lbを組み合わせるのが主流になっています。
僕の場合は
PEライン:0.6号
リーダ:6lb
強度が不安な場合や本流での大物狙いの場合はちょっと太めを選択しよう。
長さ
長さは1ヒロ(約1.5m)がわかりやすく便利です。
アンケート結構でもリーダーの長さは1ヒロが多かったですが、50cmでも渓流釣りでは充分と言えます。
ルアー交換やキズがある場合は切り詰めて行き、短くなったら早めに交換しよう。
号数:6lb(PE0.6号の場合)
長さ:1ヒロ(約1.5m)
ショックリーダーの結び方
PEラインとリーダーの結び方には様々な方法があるが、一般的な結束方法がFGノット。
メインラインとリーダーを結ぶ最もポピュラーな結び方。
FGノットを組む為の道具も多数発売されている。
⚫︎結束強度が強い
⚫︎結びコブが小さくガイドに引っかかりにくいので、飛距離が伸びる
⚫︎手順が多く結ぶのが手間
準備では結束に時間の掛かるFGノットをしておき、現地では電車結びなどの時間が掛からないノットを組むのもおすすめ。
強度的には電車結びなどの簡易的な結束でも渓流では問題ないことが多い。
しかし電車結びは、結びコブ大きくガイドに引っかかりやすく、飛距離が落ちるのでやはりFGノットを結べる様になっておきたい。
おすすめのショックリーダー
VARIVAS 〝EXTREME〟
素材 | ナイロン |
カラー | ブラウン |
しなやかで強度に優れている扱いやすいリーダー。
厳寒期にも硬くなりにくく、硬化切れ等のトラブルを最小限に抑え、カラーも雪代が多い時期にも警戒心を与えにくいブラウンだ。
解禁初期に使いやすいショックリーダーです。
VARIVAS 〝TROUT SHOCK LEADER〟
素材 | フロロカーボン |
カラー | 透明 |
フロロカーボン素材のトラウト専用ショックリーダー。
同強度ならワンランク細くできるオーバーポンドスペック規格を採用しているので、不意の大物にも安心して対応出来る。
VARIVAS 〝BIG TROUT SHOCK LEADER〟
素材 | フロロカーボン |
カラー | 透明 |
フロロカーボン素材のビッグトラウト専用ショックリーダー。
最高クラスの直線強度を誇るVSPフロロを採用しており、ビッグトラウトをキャッチ出来る可能性がグッと上がる。
YAMATOYA 〝耐摩耗ショックリーダー〟
素材 | ナイロン |
カラー | 透明 |
渓流の岩などの障害物からラインブレイクを防ぐ耐摩耗性に優れたショックリーダー。
耐摩耗糸なのにナイロン素材の特性のしなやかさを併せ持っており、とても扱いやすいリーダーだ。
KUREHA 〝Grandmax FX〟
素材 | フロロカーボン |
カラー | 透明 |
フロロカーボン素材のハリに加えて、特殊加工でしなやかさを両立している。
糸ヨレや巻きグセが少なくなるのはもちろん、結束強度や衝撃強度にも優れている。
まとめ
PEライン使用時に必須のショックリーダーの選び方としておすすめは以下の通りです。
素材:フロロカーボン
号数:6lb(PE0.6号の場合)
長さ:1ヒロ
結束:FGノット
様々なショックリーダーが販売されているので、色々試してみて自分に合ったリーダーを探してみよう!